Special Edition(避難安全検証法)

  
  • 避難安全検証法とは
平成12年の建築基準法改正に伴い「避難安全検証法」という新しい考え方が導入されました。
これは、建築基準法施行令第129条の2および同条の2の2に基づき、「在館者が火災発生時に煙にまかれないように安全に避難できる」ことを建設省告示1441号および1442号にある計算式により検証するものです。
  
  ・第129条の2および同上2の2とは?
  ・建設省告示1441号および1442号とは?


では、避難安全検証法を検証することによって、なにができるのでしょうか。

★従来の設計で必要であった各種設備を避難安全検証法を採用することによって最小限あるいは削除できます。
よって

 ■コスト削減を実現します!
 ■プランの自由度の向上を実現します!
 ■建物の安全性・耐震性の向上を実現します!
 ■工期短縮を実現します。
 ■防犯対策の向上を実現します。  などなど

排煙窓・スモークハッチ
  

※多数の排煙窓の設置により、せっかくのデザインが
 外観、内観ともに見栄え悪くなっていませんか?        ←改善できます。
※排煙窓、スモークハッチの設置により、
 雨仕舞が悪くなり、雨漏りを起こしていませんか?       ←改善できます。
※スモークハッチの設置により、屋上駐車場の駐車台数が
 減少、または衝突事故が起こっていませんか?         ←改善できます。

排煙タレ壁・機械排煙設備
 

※排煙タレ壁の落下事故等、安全対策に悩まされていませんか?  ←改善できます。
※排煙タレ壁を縦横無尽に設置して、せっかくの開放性を
 損なっていませんか?見栄え悪くなっていませんか?      ←改善できます。
※自然排煙方式では行えず、機械排煙設備を設置して
 コストアップで妥協していませんか?             ←改善できます。

避難階段
 

※多数の避難階段を設置することにより、外観デザインが
 見栄え悪くなっていませんか?                ←改善できます。
※フロアに多数の避難階段への出入り口を設置しているため
 防犯対策に苦労していませんか?               ←改善できます。

上記のような様々なメリットをみいだせる「避難安全検証法」の採用をぜひともご検討下さい。
決して採用することにより、避難計画が不利になる、違法ということではありません。

検証について、専門業者に外注して対応しているところが多いようですが、弊社の場合、検証についてのノウハウおよびシステムを自社にて持ち合わせています。よって、迅速な対応、低コスト対応が可能です。

避難安全検証法のみのご相談、ご質問でも結構です。お気軽にご連絡下さい。

PS. 以前、参加させて頂きました「避難安全検証法についての座談会」の記事を添付します。
   宜しければご覧ください。
   建通新聞平成18年記事 「避難安全検証法の普及促進と課題を探る」